いつか月曜日に、きっと(みすず書房)
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いつか月曜日に、きっと(みすず書房)

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2005年初版、カバーに経年による痛み、汚れ、本体天地小口経年による汚れ少、本文、線引き・書込みなどなく、状態良好 【内容】 著:ナディン ゴーディマ / 訳:福島富士男 国の大半を占める黒人の側から書くこと。時代の熱風が吹き荒れた南アフリカ1950‐1980年代に綴られた白人ノーベル賞作家の13エッセイ=南アフリカ現代史。 時代の熱風が吹き荒れた南アフリカの1950-80年代。本書の作品群は、その緊張と切迫感のなかで生まれた。子ども時代と作家としての成長を語る自伝的エッセイ、コンゴ河をさかのぼり、あるいはボツワナに分け入る紀行、今は亡き反アパルトヘイトの闘士たち、ルツーリ、フィッシャー、ナカサへのオマージュと追悼…。 支配階級に属する白人の作家が、国の大半を占める黒人の側から書くこと。ゴーディマはこの逆説を生きるために、自己の欺瞞も他者の欺瞞もいっさいゆるさず、ひたすら「真実」を求めて飢え続ける。「政治的にコミットした人間と、無関心をよそおう人間のあいだの溝」が「まるでサハラ砂漠のように広大」なこの地で、未来への希望と「歴史への信頼」をこめて、真摯に、しなやかに書く。 時代順に並べられた13のエッセイは、そのまま南アフリカの現代史でもある。上質な文章にのみ可能な離れ業によって、読者はいきなり実感とともにこの国に引きずり込まれるだろう。そして、言論の自由とは何か、文学者の責務とは何かを、著者が巧まずして語る声を聞くだろう。